ぱぱえんちょうの、心が楽になる子育て。

子育ては『適当』でOK!心が楽になる、あなたの味方になるブログ

① 子育ての悩み・『虐待』をなくすための根本の解決(予防)は・・・?

子育ての仕方・子ども理解を義務教育のカリキュラムにすることと考えます!!

 

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以下、オレンジリボン運動のHPより抜粋

虐待としつけの違い

児童虐待の防止等に関する法律」により、子ども虐待の定義は、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待となりました。しかしこの定義が明らかになっても、なお、子ども虐待とはなんぞや、と考えさせられる場面があります。それは、虐待としつけの違いについてです。虐待としつけ。この二者間には、しっかりと線引きできないグレイゾーンが存在します。が、多数の事例に関わってきた福祉、保健関係者や精神科医、小児科医などが言うように「子どもが耐え難い苦痛を感じることであれば、それは虐待である」と考えるべきだと思います。
 
保護者が子どものためだと考えていても、過剰な教育や厳しいしつけによって子どもの心や体の発達が阻害されるほどであれば、あくまで子どもの側に立って判断し、虐待と捉えるべきでしょう。
 
多くのケースでは保護者が子育てに苦労されている現実がありますから、その気持ちを大事に考えることも大切です。
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私はこの保護者が子育てに苦労されている現実に注目します。
 
『虐待』を病気や虫歯に例えて考えてみます。
病気や虫歯は、事が起こってから、歯医者や病院に行くことが多いのではないでしょうか。病院の先生から治療やお薬を処方してもらい、病気の治療が始まります。
できればみんな、病気や虫歯になりたくないので、そうならないために「予防」を行います。
身体のために、バランスの良い食事を摂ったり、虫歯にならないために歯磨きをしたりします。
時には、なぜ病気になるのか、病気の理解に励む人もいます。
 
虐待についても、同じ考えを採用することが大切です。
なぜ、虐待が起こるのか。事前の予防として、保護者支援や悩み相談なども活発で、その対応に取り組んでいる方々には頭が下がります。素晴らしい方々です。
しかし、私が考える予防は、それよりももっと前。
子育ての悩みが出ている状態は、先ほどの例でいうところの病気が発生している状態だとしたら、
その前とは、子どもが生まれる前のことです!!
 
子どもを育てるということは?
子どもの発達はどのような経過をたどるのか。
大人の感覚と子どもの感覚の違いは何か。
など、子どもに対する理解を深めることが、予防になります。
 
そして、その理解を深める作業は、国がその仕組みを作ること‼‼‼‼
子どもの発達、子育ての仕方を知ること、それを国民の義務に位置付けること。
 
それが、虐待の予防につながると考えます。
保護者が責められてしまう現実を、国の制度で変えるしかありません。
 
これが私の考える、虐待の予防です。
②へつづく。
 
 

はじめに~子育てで悩んでいるみなさまへ。

はじめまして。
ぱぱえんちょうのヒロです。
現在37歳、保育園の園長であり、1児の父親です。
 
突然ですが…
私の夢は、この日本(まずは日本⇒世界‼)から『虐待』と『少子化』をなくすことです‼
その為には、義務教育の科目に子ども学(子育ての仕方、子どもの発達について学ぶ)を組み込むことです。
 
保育に向き合い、17年。子育て3年の私。
保育の世界に入った2000年頃は、まだまだ子どもについて社会の理解も発展途上であり(現在も…おそらく永遠に)先輩方からは保育や子育てに、『答えはない』とよく耳にしました。答えがないからこそ、大人優先(体罰・虐待があたりまえになっていた)に物事が進んでいたように思います。
最近では脳科学や経済学等を筆頭に良い子育て・悪い子育て、が解明しつつあります。(良いとは何を指すか?別の機会にアップします)
子ども主体・子どもの人権擁護・児童虐待防止法など、社会の注目が集まり(まだまだ足りませんが)子どもにとってよい社会の流れができてきました。あえて理想とお伝えします。
 
しかし、ここで心配になることがあります。
『…社会の流れが先行しすぎて、子育ての実態とかけ離れていないか?!』
『…そもそも子育ての(良い子育て)やり方はどこで教わるの?!』
『…子育て世帯に対する社会の理解はいかほど?昔はね…ってそろそろなしにしません?!』
等といった現実です。
 
この、理想と現実のはざまで苦しんでいるのは、まぎれもなく母・父をはじめたくさんの養育者たちです。
 
子育ては人が人を育てるため、必ず感情が伴います。わかっているけれど理想通りにはいかない、理想の子育て・子どものため・良いママ・パパ と言われればいわれるほど、相手若しくは自分を責めてしまいます。
 
そんな経験をされて苦しんでいる方へ、心が楽になる子育ての考え方を発信していきます。
 
そして、虐待と少子化をなくすために、私ができることは何か。、そして皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
 
テーマが多すぎては、現実味が湧きませんので、
日々の出来事や養育者の悩み、子どものほっこりかわいいエピソードなどをお伝えしていきます。
子どもに関わる全ての方が笑顔で、その笑顔が子どもの栄養になりすくすく成長できる社会と、今苦しんでいる子どもがゼロになる社会のために。