ぱぱえんちょうの、心が楽になる子育て。

子育ては『適当』でOK!心が楽になる、あなたの味方になるブログ

⑤ 子どもの心に逃げ場を!3歳児の発達

我が家には、1人の息子がおります。3歳になり意思もしっかりしてきているため、注意をされても自分の否を認めなかったりごまかしたりしながら、
受け入れることに対して拒否を示し注意されることがますます増える、といった具合でした。
先日、息子の欲求が満たされていないこともあったのか、妻の持ち物をぶちまけました。
「やめて!」と伝える妻に対して、へへん~♪とでもいうかのように、逃げていき私の膝へ甘えてきました。
 
息子の心情としては、遊んでほしい!甘えたい!おなかもすいている!などの欲求があったため、かまってきたのでしょうが、
3歳になり少しずつ他者の感情に気づいている息子に対しては、イヤな気持ちになったことを伝える必要が出てきています。
 
妻が息子に対して注意を促し、向き合っている時・・・
甘えてきた息子を私はどのように対応したらよいでしょうか。
 
このような場面は、子育て世帯ではよくあることだと思います。
 
つい、妻と同じ温度で「今のはいけなかった。ママに何か言うことはないのか?」と注意をしがち・・・
ですが、冷静に考えると、
息子が本来求めていることは、自分の欲求を満たしてほしい訳であり、妻の持ち物をぶちまけたいことではありません。
ある意味、かまってよ~~のサインです。結果として、注意をされもっといやな気持が膨れ上がり、逃げた先の父親にも
「いけない!」と言われたら・・・正直心はしんどいです。
まだ、自分の否を受け入れて、気持ちを切り替えることは難しい。自己中心的の考えが抜けていない。( 直観的思考の段階)
 
本来なってほしい姿を考えるのであれば、この場合私が息子に対して行うことは、
息子の気持ちを受け止め、見守ることです。言葉が見つからなければ、あえて言葉を発さなくてもよいです。
「そっかそっか」「ママがお話ししたいって言ってるよ」「一緒にままのところ行ってみようか」など
このような場合、子ども側についてしまっては妻の立場がありません。どちらの側につくのではなく、中立を保つこと。
 
絶対に避けることは、同じ温度と感情で叱責することです。
子どもの逃げ場がなくなり、さらにエスカレートしてしまいます。
 
伝え方には叱る役・受け入れる役、の役割分担が、大事です。
(刑事ドラマで有名なシーン、取り調べをする際も、感情的に怒鳴る熱血刑事と冷静に諭すベテラン刑事・・・なんて役割がありますよね。実はGood Cop, Bad Copという交渉術の一つで理にかなっているのです)