ぱぱえんちょうの、心が楽になる子育て。

子育ては『適当』でOK!心が楽になる、あなたの味方になるブログ

⑥ 子育てに正解はない。では、子育ての不正解は?

人間は、常に進化を続けてきました。より良い生活になるため、課題を解決しながら暮らしをよくすること、それの発明がビジネスになることも多くあります。
しかし、未だに進化をしていない事。それは子育ての正解だと思います。
 
人類の誕生には様々な説があるため、紀元後だとしても2000年以上の歴史があるわけです。
その間、人は子を産み育て亡くなり、また生まれ・・・を繰り返してきたから今の私たちがいるのです。
これだけ繰り返して来たら、人間は一つの答えを見出しながら子育ての正解を見つけ出しそうなものです。
しかし、子育てについての正解(育て方によって、子どもの未来がわかること)は、なく、子育てに不安を抱きながら生活をしている。
ここが不思議です。
 
子育てについての正解を仮に子育て論としましょう。
子育て論が確立していない理由として、
・同一の実験を行うことができない。同じ2人の人間(クローン)がいて、2通りの子育てを行った結果を示すことができない。
・人はまったく同じ遺伝子を持つ人は存在しない。遺伝子の伝承は、無限に近い
・その時の社会環境による影響を受けやすい。
 
学者の方々が様々な実験を行い、少しずつ解明されてきていますが、
あくまで可能性であり確実性はありません。
 
その為、逆説を取り入れたほうが良いのではないか、というのが私の考えです。
 
要するに・・・将来なってほしくない子どもの姿を想像することです。
例えば私の場合、子どもが自分で自分の命を殺めることと、人の命を殺めることだけはしてほしくないと願います。
その為には、自信(自己肯定感)につながる声掛けと成功体験を積むこと。自立を促すこと。を重点に子育てを考えています。
また、人に対する思いやりや愛情を持つことで、人を殺めることから考えが遠くなると思い、感謝の気持ちを忘れないように伝えることと自分から発信することを軸にしています。
 
このように、巷で聞く「〇〇したらよいらしい」「△△は子育てによくない」と考えるよりも、
ご自身が考える子育てに対する価値観を明確にして、そうならないためには何ができるか?と考えると、見えない答えもわかるようになってくると感じます。
 
わからない時には、わかるところから。
複雑な時は、逆説を取り入れること。
 
子どもの遺伝子や性格などは異なるため、確実なことは見出せませんが、
子に対する親の愛情は、大きく異なることはないと思います。
悩んだら、シンプルに考えることが、心の楽になる子育てだと考えています。